最近オンライン英会話の講師に、フィリピン人講師が多い気がします。それはなぜなのでしょうか?
そんな疑問に対して調べてみました。
英会話スクールの講師というと、かつてはアメリカ人とかイギリス人など、欧米系の講師を連想する人が多かったと思います。ですがオンライン英会話では、フィリピン系の講師が多いというのが現状です。
その理由の1つに講師料の安さ、というのが挙げられます。まずオンラインスクールの運営ですが、普通の英会話教室と違って、場所が必要なわけではありません。ですからオンラインの場合は、日本より人件費が安い地域で、講師を採用することができます。
そういった意味で、公用語を英語とするフィリピンに、英語業界から注目が集まっています。しかも、かなり優秀な人材を安く雇えるという利点もあり、オンライン英会話スクールでは、フィリピン人講師に人気が集まっているのです。
オンライン英会話を、フィリピン人講師から授業を受けるというと、訛りを心配する人が1番多いかもしれません。ですが基本的にフィリピン人講師の訛りというのは、あまり気にされないと言うのが現状です。
フィリピンが米国企業のコールセンターを外注する国として、インドを抜いて世界トップ(2010年)で、その理由が、アメリカ英語に近い(訛りの少ない)英語が使われていることに起因します。
アメリカ南部企業のコールセンター業務を請け負う際には、前もってアメリカの南部訛りの英語を訓練するというぐらいです。
ですから、コールセンター経験者の講師ならば、なおさらアメリカ英語に近い発音の人が多いといえます。
ちなみに日本の平均的な英語レベルに比べると、公用語を英語とするフィリピンの方が断然上だと、言われています。
基本的にフィリピンで英語講師として、活動している人のほとんどが、大学や大学院の学生、または卒業した人になります。
フィリピンで、大学以上の教育を受けられる人は、エリートの人達です。
それに、フィリピンはお国柄、大変親しみやすい国だとも言われています。
ですからフレンドリーで明るい講師は大変親しみやすく、レッスンを受けやすいと言うメリットがあります。
フィリピンでは英語は公用語なので、私たち非ネイティブ圏に対して、生徒の身になって考え、わかりやすくレッスンをしてくれます。
基本的にフィリピン人講師に、英語を学ぶデメリットというのは、あまりないように感じます。
ですがスクールによって様々な採用基準がありますので、「教えるのが苦手」という人も存在するというのも事実です。そういった時には遠慮せずに、講師を替えてもらいましょう。
なお、しいてデメリットを挙げるとするならば、インターネットの回線の速度が、フィリピンの方が若干遅い事です。インターネット環境に関しては、スクールに相談したり、快適に受けられるところを探すのが、良いのかもしれません。
世界人口のうち25%にあたる人が、英語を話します。ですがそのうち、ネイティブは数%にしか過ぎません。
つまりビジネスの世界でも、英語を話す人の多くは、非ネイティブ圏の人なのです。
ですから「必ずしもネイティブの人から、英語を学ぶ必要はない」と言うことになります。
ちなみに、中国や韓国に出張に行って、仕事の取引で使う言葉は英語だった、という話は多いです。
非ネイティブ圏どうしの、コミュニケーションとしての英語ならば、同じ非ネイティブ圏のフィリピン人講師というのも、親しみやすくて良い選択権かもしれません。
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※選定基準は以下の通りです。(2022年2月23日時点「英会話スクール」検索上位30社を調査 )
・全国(10都道府県以上)にスクールがある
・通学とオンラインを併用できることがHPに記載あり
・ネイティヴ講師が在籍している